社史の要!寄稿者の方々に依頼する流れ・スケジューリングについてご紹介
役員挨拶やOB・OGの寄稿などはだいたいの社史に含まれる
記念誌的社史において寄稿は「社史の要」といえるほど重要なものです。役員挨拶やOB・OGの寄稿などはほとんどの社史に見られます。
社史制作担当の社員は寄稿者の人選をはじめ、依頼の段階から最高の寄稿を書いてもらえるように働きかけを行わなければなりません。依頼の段階で社史の中での寄稿の意義を語ることで、力のこもった原稿を書いてくれるよう働きかけましょう。
社員アンケートなども寄稿の一種
巻頭挨拶は、社長や会長からの寄稿です。取引先や業界団体の役職者からの寄稿のほかに、社員アンケートなども寄稿の一種に含まれます。
例えば社員全員に対して「会社を色で例えるならば何色か」などを調査し、年代別にグラフで表したり、全社員が創立〇周年に対して一言メッセージを寄せることも寄稿に当たり、社史に花を添えてくれます。
文の新鮮味担保のために制作作業の後半で受け取れるスケジューリングがおすすめ
最高の寄稿を書いてもらうためには工夫が必要です。文の新鮮味を担保するために、社史制作の後半で原稿を受け取れるようにスケジュールを組むことが大切です。
原稿をもらうのが早すぎると社会情勢の変化などで書き直しをお願いしなければならないこともあります。十分な時間を確保しながら、締め切り日の1週間前、3日前、前日と細かく丁寧に連絡してください。
外部に祝辞を依頼する場合は事前に電話などをしてから正式依頼
外部に祝辞をお願いする場合は、事前に電話やメールをしてから正式に文書で依頼するのがマナーです。依頼の文書には、おおよその文字数、掲載したい写真の詳細を具体例とともに説明します。‗具体例を示すことで勘違いがなくなり、もう一度もらい直す手間が省けます。寄稿してくれた方には、必ずお礼状やお礼の品を送るようにしましょう。